この頃に就職した会社を辞めることになり、
7月から無職だぜ、ヒャッハー!! モード。

そして迎える7/4。
マジデスの発売日だ。




その前日、もうつぶれてしまったが、 
かろうじてXboxの新作を取り扱っていた店に行っても入荷予定なしだった。
この頃は普通にフライングゲットできる店が多かったので、
(良い子はゲームのフライングゲットなんてやっちゃダメだよ!)
自転車を飛ばしまくり、探しまくり、5件目の店で買えた。 
家からかなり遠いところで、夏のせいか本気で死に掛けた。

早速帰って、Xboxオーーーーン!!



……ひとつ判ったのは、マジデスはマジカルデスマッチの略称だったこと、
ゲームのムービーは、セガサターンの死ねパック……じゃなかった
シネパックのような感じで、何一つ、今のゲーム感が無い内容だった。

あと声優の声がかなり違和感のあるもので、
「カンカン行くぜ!」だけは何故か頭に残ってる。

ゲームシステムも爽快感皆無、諸行無常な出来で、
このクオリティのものが市場にあること自体がかなりヤバいと感じてしまった。
今ならDLソフトで無料配布くらいでなら許してあげるかもしれない。
後で公開されるが初週の売上げが98本?だったという話を聞いて納得。

「奥さん、マジデスか?」

「マジデスファイト!」 が、自分の中で流行語に。

しかし、無職なので時間はある。
たーっぷり遊びましたよ、ええ。

今だから言えることがある。

時間の無駄でした、と。

ただ、後世まで伝えられるネタが
手に入った意味では良かったのかもしれません。
しかし、その時は気がついていませんでした。
 
月末の魔物に……

スリー トゥー ワン、 カンタック!!

叢 -MURAKUMO-
フロム・ソフトウェア
2002-07-25